巨人は13日に育成選手として再契約したエスタミー・ウレーニャ内野手(24)の入団会見を開いた。「チャンスをくれた阿部監督に恩返しをする」と力を込めたウレーニャに同席した吉村編成本部長は「彼の持っているポテンシャルからすれば、まだ日本で発揮できていない」と来日5年目となる助っ人に期待を込めた。

 身長183センチでパンチ力のある右の長距離砲は、阿部慎之助監督(44)がドミニカ共和国のトライアウトで発掘。2020年に一度支配下昇格を果たしたが、22年オフに巨人を戦力外となり、楽天で1年を過ごした。二軍で4番に起用された〝阿部チルドレン〟は指揮官から「体を絞ってこい」と減量を命じられたという。

 弟子にとって師の言葉は絶対。阿部監督は二軍監督として若手と過ごすうちに「選手にナメられる」とウオーキングで108キロから90キロまで減量した。現在は朝のランニングが日課となっており、スリムな体形を維持している。

 たるんだ腹で来日すれば支配下再昇格の夢は一発で消える。ウレーニャは地元で必死のジムワークにより、5キロの減量に成功。現在95キロとなったが「あと3キロ落としたい」と気合十分だ。22年のイースタン・リーグ打点王が、締まった体で阿部巨人のピースとなるか。