今季から先発転向する方針のソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が精力的な動きを見せている。もっか母国でのキューバリーグに参戦中。昨年7月に左ヒジを手術した左腕は、9日の試合で192日ぶりとなる復帰登板を果たした。
7回無死一、二塁の場面でリリーフ起用されると、後続を完璧に断って見事な火消しに成功。8回のマウンドにも上がり、結局2回3奪三振、無失点に抑える貫禄投球だった。
チーム関係者も復帰戦に注目。動画を確認して目を引いたのはパフォーマンスよりも、その肉体だった。下半身はひと回り大きくなり、厚みのある胸板――。見るからに強靭化された肉体に、新境地を開拓しようとしているモイネロの気概が伝わった。チーム内からは「先発転向の不安要素であるスタミナの強化を念頭に、脂肪をつけているのかもしれない」「明らかに、ごつくなっている。人よりも肉付きがあまり良くないタイプだけに、トレーニングの成果がうかがえる」といった声が上がっている。
V奪回のキーマンとされる怪腕は、昨年9月に帰国後も順調にリハビリ過程を消化。実戦で元気に投げる姿は何よりの朗報となった。昨季12球団で唯一、規定投球回到達者がゼロだったチームにあって、小久保新体制で目玉施策といえるモイネロの配置転換。2月1日の宮崎キャンプ初日から合流予定で、やる気がみなぎっているカリビアンの期待値は高まるばかりだ。












