全国都道府県対抗女子駅伝(14日、たけびしスタジアム京都発着=9区間42・195キロ)で、田中希実(ニューバランス)とドルーリー朱瑛里(津山高)が初対決する可能性が浮上し、大会側が異例の〝注意喚起〟を行った。

 9日に会見が行われ、主催者側が予想オーダーを発表。前回大会の3区(3キロ)で区間新記録(9分02秒)をマークして今大会も岡山からエントリーされたドルーリーは2区に入った。そして同区間には兵庫からエントリーされた昨年の世界選手権女子5000メートル8位入賞の田中も入る見通しが示された。

 女子日本トラック界の最強ランナーと超有望株の初対決が実現すれば大きな注目を集めることになるが、大会主催者は過熱するフィーバーに備えて早くも警戒を強めている。

 大会の公式ホームページ上ではトップページで「選手への迷惑撮影は禁止です」と異例の呼びかけ。「望遠レンズ等での撮影、不審な行為は発見次第、お声がけ、撮影内容の確認、通報をする場合があります。選手が安心して競技に取り組める環境づくりにご協力をお願いします」と強調した。

 かねてドルーリーを巡っては報道の過熱や、一部ファンの撮影行為が問題視されており、今大会の注目度急上昇に備えて対応策を強く示した格好だ。

 警察による介入の可能性も示唆する断固とした姿勢で、選手が本来のパフォーマンスを発揮できる環境を提供する構えだ。