女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、新日本プロレスのSTRONG女子王者で同じ「ドンナ・デル・モンド(DDM)」のリーダー・ジュリア(29)に対して闘志を燃やしている。

 29日の両国大会では鈴季すず(21)との新王者決定戦を制し、悲願の最高峰王座を初戴冠。4度目挑戦にしてようやくつかんだベルトを大事そうに見つめた舞華は「試合終わった後、天井見て本当にほわほわしていて、全然実感は湧かなかった。でも、ベルト持ってからが勝負だと思うから、気は緩めちゃダメ!」と絶叫し「2024年の女帝時代は選手、ファン、会社を巻き込んで私が引っ張っていく」と早くも王者としての貫禄がたっぷりだ。

 以前からワールド、IWGP女子王座を奪取して男子のトップ選手との対戦を目標に掲げる舞華。王者になって早々チャンスが舞い込んだ。来年1月4日の東京ドームシティホール(TDC)大会ではメーガン・ベーンと組み、ジュリア、鈴季すず組と対戦する。さらに同4日のIWGP女子王者の岩谷麻優と挑戦者・朱里の勝者と組んだジュリアと、同6日の後楽園大会でワンダー王者の安納サオリと組んで対戦する。新日本の管轄する王座を保持する2人とさっそく戦える機会に舞華は「この2つのベルトは新日本への切符だと思ってる。だから、この試合はめちゃくちゃ燃えるよね」と目をぎらつかせた。

 舞華はジュリアが立ち上げたDDMの初期メンバー。結成当初は同じDDMの朱里、ジュリアとアーティスト王座を獲得したが、デビューして約1年の舞華は2人を追いかけるので必死だった。「あの頃は恥かかせないように必死だった。それにDDM結成からの4年間、私は結果を出せなかった。でも今は追いかけてたころとは違う。確実にお互いにおいしい相手になった」と不敵な笑みを浮かべた。

 両国大会ではSTRONG女子王座を防衛したジュリアに、米国マットで活躍するトリッシュ・アドラが挑戦を表明。王者も受諾し、王座戦は決定的となった。舞華は「次の挑戦者が決まっていることはもちろんわかってる。でも、赤取った私がTDC、後楽園で勝てば、ベルトに挑戦する権利はあるでしょ」と強気に語った。

 唯一無二の王者になるべく走りだした舞華が、新年から全速力だ。