ドジャースと契約合意した山本由伸投手(25)が大谷翔平投手(29)にケガ知らずの〝無双フィジカル〟を見せつける。同僚となる大谷と投打の最強コンビを結成。年齢的にも大谷の弟分と見られそうだが、山本はコンディショニングにかけても超一流とあって、2025年に投打二刀流復活を目指す大谷の「教材」になると期待されている。
大谷が来季は野手に専念することで山本はビューラー、グラスノー、ミラーらと先発の一角を担うとみられる。中4日での調整となる見通しだが、MLB関係者は「環境もそうだけど、調整も慣れてくれば大丈夫。メジャー球も慣れだし、若いので順応性もある。野手と違ってそこまで相手を研究することもないし、基本的に今までやってきたことを継続すればいい。大谷を意識する必要はないし、先発の柱として十分にやっていける力がある」と問題ないとした。
とはいえ、メジャーではルーキーとなる。しばらくは先輩・大谷を慕って動くことになりそうだが、かえって山本の存在が大谷にとって大きな刺激になりそうだ。米国ではウエートトレーニングで体を大きくするという考え方があり、大谷も熱心に取り組んでいる。一方の山本はウエートを一切やらず、ジャベリックスロー(やり投げ)やネットスロー、ブリッジ、ストレッチなど体のバランスを考えてフィジカルを強化してきた。
プロ1年目から柔道整復師のトレーナーに師事し、体の協調性を高める「BCエクササイズ」を投球フォームにも生かした。178センチ、80キロとプロ野球選手としては小兵の部類に入るが、7年間も大きなケガなく最高のパフォーマンスを発揮できたのは地道なトレーニングのたまものといわれている。
今年9月に2度目となる右ヒジ靭帯の修復手術を受け、2025年の二刀流復活を目指す大谷にとって最高の「教材」となるはずだ。
オリックスの関係者は「山本の練習方法はすごく勉強になるはず。大谷とまったく正反対のやり方だし、トレーニングに対する考え方も違うでしょう。チームメートとして山本が大谷から多くを学ぶというより、むしろ逆になるのではないか。再来年に投手復帰を視野に入れているなら、なおさら吸収することが多いはず」とみている。
大谷と山本の合体による化学反応、相乗効果は計り知れないものとなりそうだ。












