2023年のMLBは「SHO YEAR」――。米ヤフースポーツは26日(日本時間27日)に「MLBで2023年にファンらを喜ばせた瞬間トップ10」を発表した。その主役はドジャースの大谷翔平投手(29)だ。「正直に言うと(10のうち)半分を大谷でも良かった」とした上で、「記録破りの年俸で話題をさらった大谷翔平」と「WBCのスリルの中で大谷がトラウトを三振」の2つを選んだ。

 同サイトは今季の大谷をこう振り返った。「最高潮の場面で奪ったWBCの三振に始まり、興味深かった彼のトレード期限、同じ日に2本塁打と1安打だけの完封試合、シーズンを終えることとなった靱帯断裂、2度目の満票MVP、そして大リーグ史上最も期待されたFAに至るまでの全ての集大成が当然の契約として世界に明らかになった時、最も衝撃的な瞬間をもたらした」

 その上でトップ10の1番目として「とんでもなく、前例のない、驚くべき、そして最終的には当然の契約」とドジャースと結んだプロスポーツ史上最高額の10年7億ドル(約1015億円=契約当時)の契約を挙げた。「契約が終了するまで大谷は7億ドルのうち6億8000万ドルは手にしないが、記録を打ち破る金額は多くの人にとって2023年の野球の記憶として残るだろう」と伝えた。

 そして3月のWBCで米国との決勝の9回二死にマイク・トラウト外野手(32)から三振を奪った場面を「まるでハリウッド(映画)の終わり方だった」と表現した。

 18チームが敗退し、決勝に残った2チームの最後のマッチアップが「地球上で最も優れた2人の選手、偶然にもエンゼルスのチームメートだった2人の対決」となり、フルカウントまでもつれた結果、最後は「大谷がセンセーショナルなスライダーでトラウトを三振にし、日本の勝利に貢献。23年を『ショウヘイの年』と命名されることになった」と伝えた。

 この他、「ベースの拡大とけん制回数の制限で盗塁数(3503)が過去最高になった」「リアム・ヘンドリックスがガン治療からマウンド復帰」、アスレチックスのファン2万7000人がオーナーに球団売却を訴えた「リバース・ボイコット事件」「ミゲル・カブレラの引退ツアー完了」「レンジャーズの散財は球団初のワールドシリーズ優勝で報われた」「大金を投じたメッツ、ヤンキース、パドレスの大失敗」「ナ・リーグ・優勝決定シリーズで(失策したハーパーを揶揄する)『アタボーイ(でかした!)・ハーパー!』をバズらせたブレーブスに代価を払わせたブライス・ハーパー」「アストロズ戦で最後に笑ったホセ・アドリス・ガルシア、ワールドシリーズ優勝へ」も選ばれた。