ノア来年1月2日有明アリーナ大会で飯伏幸太(41=AEW)と激突する丸藤正道(44)が27日、メインイベントにかける思いを明かした。

 対戦相手の飯伏は渡米中のためこの日の会見を欠席。しかし「私のプロレス人生に後悔の2文字はありません。しかし唯一、後悔という言葉に一番近い感情があるとすれば、それは丸藤さんとのシングルマッチでした」と過去を振り返ることから始まる長文のメッセージが届いた。

 飯伏は「これまで2度の機会を逃し、お互いケガなどもありながらキャリアを重ねていき、1月2日、有明のリングで試合をすることは実に運命的のようにも思えます」と、若手時代にノアに上がった経験も振り返りつつ感情を吐露。同戦が大会のメインに据えられたことで賛否両論もあったが「何試合目でも私のやることに変わりはありません。1月2日は、丸藤さんとの一騎打ちという忘れ物を取りに行きたいと思います」と決意表明した。

 これを受け一人で会見に出席した丸藤は「ほぼ僕も同じ気持ちというか」と共感しつつ「タイトルマッチがあるなか、(この試合が)メインイベントに置かれた。その意味というものをしっかり表現したい。今のノアに大事なもの、それは未来だっていうのはよく分かってる。だけどこの試合をすることで、未来をつくっていく人たちにいろいろな感情を感じてもらえる試合ができるんじゃないかなと思っているので」とキッパリ。長きにわたって団体を支え続けてきた自負を胸に「俺でしか見せられない背中みたいなものを見せれたらいい」と言い切った。

 対戦決定以後は「神・虎王」という、飯伏の必殺技「カミゴェ」に酷似した技を使用し「オリジナル」と主張し続けてきた。しかしこの日になって「あの技は実は…カミゴェがフィニッシュになってるようなので、自分がインスピレーションを受けるというか、使ってみることで対策というか、そういうものにつながるかなというイメージも持ちつつ。でも使ってみたらいい技ですね」と真意を説明。「今現在の飯伏選手と俺じゃなきゃ見せられない試合が確実にあると思うので。僕も非常に楽しみにしています」と目を輝かせていた。