サーフィン女子で東京五輪銅メダルの都筑有夢路(22=木下グループ)は、自らの力で〝金メダルロード〟を切り開く構えだ。

 今季の前半戦は思うようなパフォーマンスを発揮できなかったが、先月には韓国の人工波施設で行われた大会で優勝。パリ五輪に向けた戦いが続く中で「すごい苦しい1年の前半だったが、自分の中での課題を一つひとつクリアしていった。調子はずっと良かったので、後半は優勝できたし、調子は上がってきたなと感じている」と手応えを口にした。

 東京五輪では表彰台に立ったものの、金メダルを獲得した選手の姿を見て、頂点への思いがより高まった。悲願達成を目指す上で、まずは23、24日に開催されるパリ五輪最終予選を兼ねたワールドゲームズ(来年2月、WC=世界選手権相当)の選考会(静岡・静波サーフスタジアム)で日本代表に入る必要がある。すでにパリ五輪に事実上内定した松田詩野(21=TOKIOインカラミ)は代表に決定済み。残りは2枠を強化指定選手の4人で争うことになるが「選考会もこれからあるので、この調子でいきたい」と力強く語った。

 パリ五輪はサーフィンの魅力を世の中に発信する大きなチャンスだ。「自分が結果を出すことが一番みんなに魅力を伝えられるかなと思う。自分に集中して、自分を成長させていきたい」ときっぱり。花の都へのチケットを勝ち取り、夢を現実に変えることはできるか。