新日本プロレス21日後楽園ホール大会で行われるKOPW争奪戦(保持者・タイチVS挑戦者・金丸義信)のルールプレゼン会見が14日に行われ、双方の提案ルールが出揃った。

 タイチと金丸は昨年限りで解散した鈴木軍時代からの盟友。しかし9月神戸大会で金丸が「Just 5 Guys(J5G)」を裏切ってEVIL率いる「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に加入したことで、両者間に遺恨が勃発した。「KOPW2023」を決める年内最後の争奪戦が遺恨決着戦となる。

 争奪戦のルールは基本的に、双方が提案してファン投票で多数を集めた方が採用される。この日は両者によるルールプレゼンが予定されていたが、金丸はこれをボイコット。しかしバイク便でルールが書かれた紙が届き「急所攻撃あり+全コーナーパッドつけ外し自由マッチ※どちらも金丸義信のみ有効」が挑戦者サイドから提案された。

 これに対しタイチは「ウイスキーボトルラダーマッチ」を提案。これはウイスキーボトルを天井から吊るし、ラダーを使用して取った選手がそれを武器として自由に使用できるというもの。ウイスキーボトルを取ろうが取るまいが自由で、それ以外は通常のプロレスルールとなる。なお、両者ともに時間無制限1本勝負、場外カウントなしのルールが追加提案されている。

 提案理由についてタイチは「俺らは2人でウイスキーをよく飲んだし、誰よりも2人で酒を飲んだ時間が長かったし、そのぶん最後にああやって神戸で裏切られて、酒をかけられ、ボトルで殴られ、酒で始まって酒で終わってさ…。最後は酒でケリつけようという俺の気持ちかな」と説明。言われてみれば確かに、酒に酔ったタイチと金丸が某新聞記者宅に押しかけ、その新聞記者は某レスラーにチョークスラムやらドラゴンスープレックスやら散々な目にあったという逸話が業界内には残っている。

 金丸属するH.O.Tの介入も十分に考えられるが、タイチは「俺は本当にアイツ(金丸)ととにかくケリをつけられればいいと思ってるし。もちろん俺は一人で行くし、アイツだってどうなるか分からないじゃん。一人で来るかもしれないし」とキッパリ。「これで完全決着にできたらいいかなと思うし。これでアイツとは終わり。俺としては勝とうが負けようが、どんな試合になろうが、アイツとはこれで終わりかなと思ってます」と、因縁の決着を見据えていた。

 なおルールを選ぶファン投票は、新日本プロレスのX(旧ツイッター)公式アカウントで15日10時から18日10時まで実施される。