いずれはプロ野球選手会の会長に!? 巨人・大城卓三捕手(30)が13日に来季契約交渉を行い、5000万円増の推定年俸1億3000万円でサインした。
3月のWBCで世界一に貢献した今季は134試合に出場して打率2割8分1厘、16本塁打、55打点の成績。すべてキャリアハイを更新し、ベストナインにも返り咲いた。来年には国内FA権を取得する見込みだが、球団側から複数年契約の提示は受けなかったといい「個人としてもしっかり今年以上の成績を残し、またチームとしてリーグ優勝、日本一」と目標を掲げた。
その大城卓にはプレー以外の期待もかけられている。東海大の先輩・菅野から巨人の選手会長を引き継いだばかりだが、球団内からは「将来のプロ野球選手会の会長になってほしい」との声も上がる。現在は第10代の会沢(広島)が務めているが、8代の嶋(当時楽天)、9代・炭谷(同西武、巨人)と捕手が3代続く。そうした状況もあり、別の球団関係者は「(5代目の)古田さんもそうだけど、リーダーシップのある捕手が会長にふさわしい」も大城卓を推した。
もちろん、全体をまとめる事務折衝やバランス感覚なども求められる。大城卓と言えば、チーム内でも屈指ののんびり屋として認知されているが、一軍首脳陣の一人は「大城はボーッとしているようで責任感は強い。今季の21犠打はリーグ最多タイだけど、チームで一番うまいし練習もよくしている。チームに貢献したいという思いが出ていたし、リーダー向き」と明かす。
会沢は来季が36歳のシーズンで後継者候補は不可欠。将来的に大城卓が選手会のトップに立てば、巨人からは初代の中畑清、2代・原辰徳以来の「生え抜き会長」誕生となるが、果たして――。












