巨人を自由契約となった中田翔内野手(34)を中日が獲得することが3日に決まった。
巨人から中日へと新たに戦いの場を移す決断を下した中田だが、衝撃とも言える「電撃退団→電撃移籍」の裏側には本人の覚悟が見て取れる。
悩み抜いた末の決断だった。出場機会を求め、年俸3億円の3年契約という大型契約をオプトアウトし、自由契約の道を選んだ。長期化も予想される中で、最終的には真っ先に手を挙げた中日への移籍が決まった。
オフの自主トレだけでなく遠征中の食事などの面倒を見てきたかわいい後輩・秋広にも口外はしなかった。巨人の退団を知って後輩は「どこに行くんですか?」と直球質問したが、当の中田は「ヤンキース」とさらり。秋広によれば「真面目に『どこに行くんですか?』と聞いたら『ヤンキース』と来たから、またふざけてんのかと。『ブルペンキャッチャーですか?』って言ったら『バッピの横で球渡し』と言ってました。あの人も十分、ちょけてました」という。
中田をよく知る関係者は「本人にとって相談しやすい親しい人物はたくさんいたと思いますが、移籍に関する問題は今後の野球人生に大きく左右する部分。仲間や先輩、後輩にもあえて言わなかったのは中田なりの決断の表れなのでは」と分析。常日頃から「もう残りの野球人生は長くない」と明かしていた〝大将〟にとって、今オフの決断は誰にも相談せず強い信念と意思を貫いて出した結論だったようだ。












