〝キング・オブ・ストロングスタイル〟の凶悪化が止まらない。WWEの中邑真輔(43)が、またまた蛮行を働いた。
世界ヘビー級王者セス・ロリンズ、リコシェに続く「次のいけにえ」として、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスを指名。コーディには、毒霧噴射で宣戦布告していた。11日(日本時間12日)のロウ(オハイオ州クリーブランド)では、コーディと注目の一騎打ち。試合前には、アニメを加えた日本語の英語字幕付き動画で「コーディ~、コーディ、コーディ~」と呼びかけ、こう挑発した。
「毎週毎週、何度も何度も、お前物語を終わらせるって言ってきたよな。それ言うたびに近づきゃしねえ。お前あれだ、車を追っかける犬だ。お前がどんなに偉ぶろうが、足りねえ。なりゃしねえ。お前さあ、俺へのリスペクトがねえんだって。そういうとこだぞ、お前の弱点は。周りからの評価を気にして、称賛を得るために躍起になってら。俺はそんなことからとっくの昔に解放された。俺は、俺の運命を描き、物語を色づける。中邑真輔は生まれ変わった、感謝するぜ、コーディ。だが今、俺がお前の物語に終止符を打ってやる。俺が本当の悪夢だ。忘れんな。そう願ったのは、お前だあ」
メイン戦となったコーディとの一騎打ちでは、観衆はコーディへの声援一色だったが、中邑はコーナーに載せたコーディのボディーにヒザを叩き込み、スライディングキック、けいれん式ストンピングの猛攻だ。コーディカッター、クロスローズも腕十字で切り返し、スライディングジャーマン、ダイビングニーと攻め立てた。
だが、キンシャサを左ヒザへのドロップキックで迎撃されると、ドラゴンスクリューの連発を浴びて劣勢に。さらに場外でトペ・スイシーダを浴び、ディザスターキック、バイオニックエルボー、コーディカッターの波状攻撃をくらった。コーディはトドメのクロスローズを狙ったが、中邑はこれをかわすと毒霧を噴射。一瞬のうちにコーディの顔面を真っ赤に染め上げた。
すぐにレフェリーはゴングを要請し、中邑は反則負けとなったが、構わずグラウンドのヒザ蹴り、ストンピングをぶち込んだ。続けてヒザへのドロップキックから後頭部へキンシャサ一撃。今度はイスを手にしてリングに入った。ここでクリード兄弟(ジュリアス&ブルータス)がコーディの救出に駆けつけ、中邑はさっさとリングを下りた。
ダメージの大きいコーディがレフェリーとスタッフに介抱されながら花道を引き揚げたところで、中邑が再び現れランニング式のキンシャサをぶち込んだ。大ブーイングの中、ダウンしたコーディを尻目に不敵な表情で去っていった。試合後、自身のX(旧ツイッター)には「愚零闘」の文字が…。コーディは、子供の頃グレート・ムタに恐怖を感じていたと明かしている。この日のレッドミストは、今年元日のノア日本武道館大会で破ったムタから継承したということか。中邑の〝悪夢〟の進化が続いている。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。












