森保ジャパン復帰の可能性は――。今季の年間表彰を行う「Jリーグアウォーズ」が5日に横浜市内で開催され、J1神戸のFW大迫勇也(33)が最優秀選手賞(MVP)のほか、得点王、ベストイレブンを受賞して個人3冠の快挙を果たした。今季は神戸のエースとしてリーグ戦全34試合に出場して22得点を量産。クラブ悲願の初優勝に大きく貢献し、文句なしのMVP選出となった。

 2021年夏のJリーグ復帰後はケガなどコンディション不良に悩まされることも多かったが、今季は33歳を迎えてキャリアハイとも言えるパフォーマンスを披露。「まずはコンディションが、すごくいい状態で(シーズンに)入れたことが大きかった」と大迫も強調した。

 完全復活を遂げたことで期待が高まるのが代表復帰だ。昨年のカタールW杯では無念の落選となったが「選手である以上は目標」と今後も代表を目指すことを公言している。ライバルのJクラブ関係者からも大迫の現状に「プレーにすごみが増しているし、まだまだ代表でやれるのではないか」と太鼓判を押す声が上がっている。

 日本代表の森保一監督(55)は第2次政権で世代交代を進める一方で、これまで代表で活躍してきたベテランについては「彼らがやってくれるのは計算できる。融合は必ず必要。状況を見ながらベストな選択をその都度していく」との方針で、復帰の可能性を閉ざしていない。この日は「まだまだフィジカルは鍛え上げられる。楽しみにしていて」と進化に自信を見せる大迫が、26年北中米W杯の〝最終兵器〟になってもおかしくない。