日本サッカー協会は8月31日、森保ジャパンが9月に臨む国際親善試合ドイツ戦(9日、ボルフスブルク)とトルコ戦(12日、ゲンク)に向けてメンバー26人を発表した。絶好調で注目を集めていたMF南野拓実(28=モナコ)とFW大迫勇也(33=神戸)は落選。元日本代表FW武田修宏氏(56=本紙評論家)が2人の今後について見解を示した。

 今回の選考で注目を集めたのは、かつてのエースで今季ともにハイパフォーマンスを見せる2人。南野はフランスの名門モナコで開幕から3試合で3ゴール2アシストと爆発。大迫もJ1得点ランキングでトップの19ゴールをマークして抜群の決定力を披露している。

 いずれも代表で実績十分なだけに復帰に期待が寄せられたが、結果は無念の選外となった。

 会見した森保一監督(55)は2人について「いいプレーをしていることは選考の段階でも確認している」と評価。しかし「判断基準は一つではないが、これまでの活動と今回ということを含めて、また(2026年北中米W杯)アジア2次予選やアジアカップ(来年1月、カタール)、未来に向けて、この先に向けてという部分を総合的に判断して決めた」と落選の理由を説明した。

 武田氏は「大迫にしても南野にしても評価は高いだろうけど、先を見据えれば若手にシフトしていかなくてはいけない。世界の強豪は10代、20歳前後の選手が続々と活躍している」と世代交代の必要性から2人の落選はやむなしと指摘。「森保が監督なかぎり呼ばれることはない」と指揮官の方針もあり、今後も森保ジャパンで招集されることはないと断言した。

 しかし、2人の実力には太鼓判を押しており「俺が代表監督だったら大迫も南野も呼ぶよ。今後、監督が代わったら選ばれるかもしれない。2人ともプロフェッショナルだから監督の考えがあることは理解しているし、腐ることはない」と監督によっては代表復帰のチャンスもあると予想した。

 2人が再び日の丸ユニホームに袖を通すことはあるのか。