日本代表MF田中碧(リーズ)が背番号への思いを明かした。

 第2次森保ジャパンの7番は、1学年上で幼少期から同じチームでプレーしてきたMF三笘薫(ブライトン)が背負ってきた。また、前回カタール大会では1次リーグ最終戦のスペイン戦で田中が三笘のアシストで決勝弾を決め、2人は日本を勝利に導いたヒーローになった。

 しかし、その三笘は今月9日の試合で負傷し、北中米W杯(6月11日開幕)はメンバー外に。30日に壮行試合アイスランド戦(31日、MUFG国立)の前日調整を行った田中は「簡単に彼の分までとは言えない。自分たちが(W杯で)優勝することで、彼のためになるかと言われても、それはまた別の話。彼の悔しさは消えないと思う」と冷静に語った。

 田中は三笘の負傷直後や、15日のメンバー発表前後にも電話などで連絡を取っていたという。「逆に(7番を)誰がつけるのというところもある。(これまで背負った)17番のこだわりはあったが、こうなった以上は。『彼の思いも』と口にはできないが、『お前しかいないだろ』みたいな感じでは言われた」とやり取りの一部を明かした。

 その上で、田中は「別に背番号がプレーするわけではないので、やれることをやれれば」とチームの勝利に集中する構え。「彼は復活するだろうし、それをゆっくり待って、また一緒にピッチでできれば」とコンビの〝再結成〟を願った。