J2清水の元日本代表MF乾貴士(35)の言動を巡って賛否両論が起きている。乾は2日のJ1昇格プレーオフ決勝(国立)に先発し、1―0の後半38分までプレー。しかしその後、後半アディショナルタイムに追いつかれて1―1の引き分けに終わり、リーグ戦上位チームを勝者とする規定により、1年でのJ1復帰を逃した。

 乾はベンチから戦況を見守った後半アディショナルタイムに、DF高橋祐治がペナルティーエリア内で相手FW染野唯月をスライディングで倒してPKを与えたときには、手にしたスパイクを叩きつけて怒りをあらわにしていた。

 試合後には「(高橋は)滑る必要はなかった。前の選手たちも、もっと点を取るチャンスがあったので、自分たちが点を取っていれば、ああいうのがあっても勝てた。自分たちも悪いけど、ああいうところで滑って無駄なファウルをしてしまうところは、反省しないといけない」と両チームの明暗を分けたワンプレーに触れた。

 この発言を受けてネット上では「まさに正論。こういう厳しいことを言える人がいないといけない」「本人も力不足を反省しているし、あえて勝負の厳しさを伝えるために言ったのでは」などの声が上がる一方で、「マスコミの前で言わなくていい」という意見もあった。

 その乾は来季も清水でプレーするかどうかは現段階では未定となっている。