MLB公式サイトは27日(日本時間28日)に「クーパーズタウン(米野球殿堂)への片道切符を持った二刀流スター?」と題し、エンゼルスからFAになった大谷翔平投手(29)は米野球殿堂入りに見合う存在だと指摘した。

 選手が殿堂入りするにはメジャーで10年間プレーする必要がある。大谷は6年目のシーズンを終えたばかりだが、「殿堂入りを果たすのに十分な成績を収めている」と断言。たしかに直近、3年間の投打の成績は異次元だ。

 その中でも群を抜いているのが米データサイト、ベースボールリファレンスによるbWAR(勝利貢献度)だ。「大谷のbWAR(の投打合計)は2021年が9・0、22年が9・6、23年が10・0。3年連続で9を超えていたのは野球殿堂入りしているベーブ・ルース、ボブ・ギブソン、レフティ・グローブ、ミッキー・マントル、ロジャース・ホーンズビー、ウィリー・メイズと、メジャー最多本塁打記録を持つバリー・ボンズのみ」

 メジャーでは単一シーズンまたは複数シーズンで輝かしい成績を残しても殿堂入りできるとは限らない。過去にはキャンディ・カミングズがカーブボールを発案した投手として、ディーコン・ホワイトが1871年にプロリーグで初安打を放ち、キャッチャーマスクとワインドアップの普及に貢献したことが、殿堂入りの要因とされている。

「大谷はすでにいくつかの波及効果を生んでいる。まずMLBは大谷のためにルールを書き直さねばならなかった。そして今年のドラフトでは、20巡目までに8人の二刀流選手が指名された。過去4年のドラフトの2倍の人数だ」と強調した。

 最後に「彼は私たちが目撃した中で最高の選手の一人であるだけでなく、最も重要な選手の一人。21世紀の野球の歴史は大谷なしでは不完全であるとすでに言えるし、それこそが彼がすでに殿堂入りしている理由なのだ」と最大級の賛辞で締めくくった。