フィギュアスケート女子の青木祐奈(21=日大)は、自らの振り付けで観衆を魅了した。

 24日に行われたグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯初日(大阪・東和薬品ラクタブドーム)のショートプログラム(SP)では、3本のジャンプを全て着氷させた。減点はあったものの、GPシリーズ初出場ながら58・28点で8位発進。「昨日までの不安に打ち勝った部分はうれしかった」と安堵の表情を浮かべた一方で「アクセルだったり、他のところも完璧とまではいかなかったので、次に向けての課題としていきたい」と反省も忘れなかった。

 今大会のSPは自身が振り付けを担当。以前は五輪2大会出場の鈴木明子氏(38)などに振り付けを依頼していたが「最後になるかもしれないと思って、やりたいことをやろう」と一念発起。将来的には振付師を志しており、自身のアイデアを演技に散りばめた。

 演技後には「世界でたくさんの方が見ている国際大会で自分がつくったプログラムを披露できたのは価値があることだと思う。挑戦してよかった」と充実の表情。青木のスケート人生において、大きな財産となった。