女子プロレス「スターダム」の舞華が、ゴッデス王者のなつぽい&安納サオリに怒りの矛先を向けた。タッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」優勝決定戦(12日、長岡)ではメーガン・ベーンとのコンビで、鈴季すず&星来芽依との激闘を制し初優勝。だが、ゴッデス王座挑戦の見通しが立たない状況に――。

 優勝決定戦では敵軍の好連係に翻弄されるも、舞華とメーガンは得意のパワーファイトで圧倒。最後は舞華が、みちのくドライバーⅡで星来を沈めた。

「リーグ戦を優勝することが夢でした。崖っぷちに立たされて心が折れた時、メーガンが支えてくれました。感謝しかないです」と目に涙を浮かべ「これからもっと強くなって、メーガンから『お前が最高のパートナーだよ』って言われるぐらいストロングな女になります」と力強く語った。

 現ゴッデス王者はなつぽい、安納サオリ組だが、頸椎ヘルニアと診断されたなつぽいが10月から欠場中。次の防衛戦がいつ組まれるのか未定だ。

現ゴッデス王者のなつぽい(左)と安納サオリ
現ゴッデス王者のなつぽい(左)と安納サオリ

 この現状に不満げな様子の舞華は「優勝したんだから、うちらがチャンピオンでしょ。ベルトが今どこで管理されてるのかわかんないけど、次から私たちがベルト持って入場するし、次の挑戦を受けます!」と一方的に宣言。

「だってチャンピオンは試合してないじゃん? 私たちは約1か月、この怒とうのタッグリーグを戦い抜いた。そんなうちらをナメんじゃねえよって。いつまでも指くわえて待ってるわけねえだろ!」と続けた。

 同王座は今年5月に現役を引退した相棒・ひめかとかつて巻いた思い出のベルト。だからこそ「(王者組は)このベルトの価値を上げようとしてますか?って疑問に思う。だから悔しかったら、何か言ってこいよ。でも、自分たちがまいた種でしょって感じ。そこに関してはアングリーです」と感情をあらわにした。

 スターダムはワールド王者の中野たむをはじめ、林下詩美、上谷沙弥ら主要選手が軒並み欠場中。18日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会では王者・中野と鈴季のワールド王座戦が中止になった。「今こういう状態だからこそ、私たちがタッグを盛り上げますよ」。決意を新たにした舞華がスターダムの救世主になる。