日米女子ゴルフツアー共催の「TOTOジャパンクラシック」最終日(5日、茨城・太平洋C美野里C=パー72)、3位から出た稲見萌寧(24=Rakuten)が、4バーディー、1ボギーの69で回り、通算22アンダーで今季初勝利を飾った。
昨年8月の「ニトリレディス」以来1年3か月ぶりのツアー通算13勝目、米ツアー初勝利となった。優勝インタビューで「今年は苦しい時期の方が多かったのでここで優勝できてよかった」と涙を流した。会見では「そのつもりはなかったけど、毎年必ず1勝を目標にしていて今年は勝てないんじゃないかとの気持ちが大きくて、そこで勝ててよかったという安心感がこみ上げてきた」と涙の理由を説明した。
今季はなかなか波に乗れず、ここまで苦しい時期の方が多かった。「スタートはよかったけど、その後の4、5、6月はゴルフもそうだし、体調を崩したときもあったので不調が続いた。6月からは予選落ちはないけど、優勝争いに食い込んでいけなかった。モヤモヤした状態で、このままで終わりたくない気持ちはあった」。今年4回目となった、しっくりきた6月からのスイングを「練習あるのみ」と信じてやってきたことが実を結んだ。
この勝利で来季から米ツアーに参戦できる権利が発生。これまで消極的な姿勢が示していたことについて「チームのみんなと相談して、ちゃんと考えて決めたい。今までは日本で頑張ってという感じだったけど、世界で戦える選択肢が増えたということは、新しい未来が切り開かれたのかなと思う」と含みを持たせた。
果たして新たな挑戦を選択するのか。現状では「チームのみんなと話せていないので、フィフティー、フィフティーという感じでお願いします」との見解を示した。












