広島の契約更改交渉が2日、マツダスタジアムで始まった。磯村嘉孝捕手(31)は500万円増の年俸2600万円でサイン。プロ13年目の磯村は今季25試合に出場して打率2割7厘、1本塁打、4打点だった。取得した国内フリーエージェント(FA)は行使せずに残留。

 球団から「来年以降も頑張ってほしい」と言われたという磯村。残留の理由について「そこまで他の球団から求められていないのかなと。他の球団を見てもいい捕手がいっぱいいる。いろいろ鑑みたら広島で1年でも多く契約してもらえることの方が大事かなと(思った)」と説明した。

 また大盛穂外野手(27)も契約交渉を行い、200万円増の年俸1500万円で更改。大盛は「(試合で)走るにしても打たないと始まらない。来年は何とかレギュラーを狙えるようなところを春のキャンプで見せられたら」と意気込んだ。曽根海成内野手(28)は100万円増の年俸1400万円でサインした。

(金額は推定)