侍ジャパンの新リードオフマンになれるか――。「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」(11月16~19日、東京ドーム)に出場する日本代表に選出された中日・岡林勇希外野手(21)への期待が高まっている。
 
 立浪監督は「守備(力)も脚力もあるので、さらに磨きをかけて、代表の1番バッターになれるような選手になってもらいたい」とさらなる飛躍を求めている。
 
 今年のWBCではヌートバー(カージナルス)が侍ジャパンの「1番・中堅」で全試合先発出場してチームを引っ張ったが、岡林もポテンシャルは十分。高校時代から岡林のプレーを見てきた中日OBは「高校の時は投手で、本格的に外野の練習を始めたのはプロに入ってからだけど、すごく進化している。脚力を生かした守備範囲の広さもそうだが、自分より前の打球に対しては送球のことを考えた位置で捕球し、すぐ投げられるようにしている。これだと相手チームの走者はなかなか本塁を狙いづらい。バットコントロールもうまいし、1番打者にはうってつけ」とべた褒めだ。

 侍ジャパンの井端監督も「去年、最多安打のタイトルを取って今年もタイトル争いをした。2年続けてというのは難しい。(ヒットを打つ能力は)若手の中でも筆頭」と高く評価。「ジャパンのユニホームを着てさらにという気持ちになってくれれば」と期待を寄せている。

 次のWBCは3年後の2026年。「(侍ジャパンのユニホームは)めったに着られるものではないし、光栄なこと。試合数は少ないですけど経験をいかに生かしていけるか」と鼻息を荒くする岡林が日本代表の新核弾頭としてアピールできるか注目だ。