新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」24日の後楽園ホール大会で、エル・デスペラード、マスター・ワト(26)組がYOH(35)、MUSASHI(33=みちのく)の「武蔵小松」に初黒星を喫した。

 もともと犬猿の仲の両雄は、先シリーズの6人タッグの7番勝負を経て共闘が実現。ともにシングルプレーヤーとしての実力はトップクラスだが、初戦(21日、熊谷)では足並みが揃わない場面も見られ、連係面に不安を残している。

 この日の大会でも2人の息はなかなか合わず、攻撃が誤爆するたびに不穏な気配が…。終盤にはワトが通天閣ジャーマンをYOHに防がれると、武蔵小松の連係によってタッグが完全に分断されてしまう。デスペラードがMUSASHIのトぺコンヒーロを浴びると、ワトがリング上に孤立。YOHのファルコンアロー式牛殺しからMUSASHIのエストレージャフトゥーロ(開脚式ダイビングボディプレス)を決められると、最後はYOHのDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)で沈められてしまった。

 チームとして機能しない現状にデスペラードは「勝つためにやってんのは分かってんだ。いい加減、2対1対1じゃもう無理だろ」と断言。「お前、シリーズ始まる前に言っただろ、俺の試合の組み立て方、試合の見方が手に入ればなんだかんだってよ。やってやる。やってやるから、文句言わずついて来い。ついてこれるんだったらな。俺の指示通りに動け。俺のやり方を知りてえんだったら、お前の思惑は知らん」とワトに命じた。ワトも「どんなことがあろうとついていきたいと思います」とこれを受け入れたことで、次戦以降の2人に何らかの変化が生まれそうだ。