新日本プロレス24日の後楽園ホール大会で、ボルチン・オレッグ(30)がNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.(36)に敗れ、ベルト奪取を逃した。
今年4月にデビューしたレスリングエリートは、8月両国大会でヤングライオン相手に3連勝を飾って挑戦権を獲得。当初は9月後楽園大会で挑戦予定だったが、無念の負傷で急きょ欠場となり、王座戦が流れてしまっていた。
満を持して実現したキャリア初の王座戦で、ボルチンは持ち前のパワーで攻勢に出た。右腕に集中砲火を受けながらも、フロントネックロックに捕獲された状態から強引にスープレックスをさく裂させる。
10分過ぎには卍固めを切り抜けてカミカゼをさく裂させるが、ボルチンもダメージが大きくカバーに行くことができない。ならばと強烈なエルボーを叩き込み、ジャーマンスープレックスで投げ捨てる。しかし、カミカゼを狙ったところで腕十字固めに切り返されると、グラウンドに引きずり込まれる。そのまま一気にクラッチを切られて無念のギブアップ負けを喫した。
大金星はならなかったものの、世界トップレベルの実力者を相手にキャリア半年での王座戦で大器の片鱗を見せた。試合後のボルチンは日本語で「本当にすみません、今日勝てなかったから。でも、本当にみんなの(声援の)おかげですごい力になって、(相手が)どんなに強い選手でも全力を出して。いつかザックさんにリベンジ、絶対勝ちます」と、雪辱を誓っていた。












