巨人の門脇誠内野手(22)が22日に阿部慎之助新監督(44)から来季のレギュラー構想の1人として指名を受けた。ルーキーイヤーの今季は、堅実な守備を武器に開幕から一軍にフル帯同すると、終盤には正遊撃手の座も奪取。1年目から期待以上の結果を残したが、その裏には〝エンゼルス・大谷翔平級〟のストイックな素顔があった。

 待望の後継者となった。創価大からドラフト4位でプロの門をたたいた門脇は、圧倒的な守備力で開幕からチームに貢献。課題とされた打撃も、打率2割6分3厘、3本塁打、21打点とシーズン終盤には右肩上がりで数字を上げた。

 この日、阿部監督は来季の正遊撃手について「今のところは(門脇に)なるかな」と坂本の後継者に〝正式〟指名。これには門脇本人も「さらに身が引き締まるというか、もう本当にあとは自分次第だなと思うので。自分がやるべきことをやれれば」と恐縮するばかりだった。

 原前監督からも〝ストロング門脇〟と評されたほど球際に強い守備を誇る。その堅守と強じんな体幹を支えるのは、あの大谷翔平にも匹敵するストイックな姿勢だ。

 実は入団前、大学生活について門脇は「飲み会とかは誘われたら行くんですけど、基本的にはあまり行かなかったですね。嫌いというわけではないんですけど、もともとお酒を飲む方ではないので…。(その時間は)練習していることが多かったです」と振り返っている。

 食生活も学生時代から徹底したこだわりを持つ。独学で栄養学を学び、積極的に自炊。体を強くするため日々作った「肉料理」はお手の物だ。体調管理のため、大好きなラーメンも限られた日だけに制限。「たまに食べる『天下一品』が大好きでした」と照れ笑いを浮かべながら〝推しラー〟を告白する。

 規則正しい食生活と、「飲み会に行くぐらいなら練習する」というストイックぶりはまさに大谷をほうふつとさせる。この一意専心な姿勢こそがGのニューヒーローの原点となっているようだ。