ソフトバンクが26日に開催されるドラフト会議で大阪桐蔭・前田悠伍投手(18)を1位候補にリストアップしていることが20日、判明した。この日、ペイペイドームで行われたスカウト会議では青学大・常広羽也斗投手ら大学生の即戦力投手の評価を確認。最上位候補を投手中心に5人程度に絞ったが、その中に今年9月のU18W杯決勝で1失点完投勝利を収めて、日本を悲願の初優勝に導いた「世代最強左腕」が堂々と名を連ねた。
この日、報道陣に対応した永井智浩編成育成本部長は「いい選手はいるが、突出した選手がいない。力が拮抗している」と状況を説明した上で「(絞った候補者の中で)同じくらいの評価をしているのであれば、確率の高い方にいきたい」との方針を示した。左右を問わず大学生の即戦力投手の指名が予想される中で「ただ、その大学生の投手に行くみたいなことは、今日そこまで決まらなかった」とも語った上で「これくらいあったら『即戦力』って呼べるのかなというところを(判断材料に)含めると、やっぱり素材がいい選手っていうのは大事」との考えも示し、24日に予定している次回会議で最終的な評価のすり合わせを行う。
名門・大阪桐蔭で1年生から頭角を現し、高校日本代表の絶対エースに君臨した前田は、U18W杯でいずれも強豪の米国、韓国、台湾戦の3試合に登板して防御率0・54。国際舞台の要所で能力を発揮する勝負強さと胆力を証明していた。運命のドラフト会議まで、あと5日。シ烈な情報戦の中で他球団の動向を見極めながら、1位候補を絞り込んでいく。












