コイの大黒柱が熱投だ。広島・大瀬良大地(32)が19日の阪神とのクライマックスシリーズ(CS)第2戦(甲子園)に先発し、7回3安打1失点(自責点0)の好投を見せた。チームはサヨナラ負けするも、中心としての存在感を示した。

 立ち上がりから圧倒した。味方が初回に1点を先制すると、その裏は三者凡退。2回一死で佐藤輝の安打、続くノイジーの右前打を右翼手・末包が後逸し同点に追いつかれた。それでも一死三塁から後続を断ち、それ以上の得点は許さなかった。

「飛ばしていけるとこまで」と思ってマウンドに上がったという大瀬良。「腕も振れていたし、体自体もよく動いてくれていた。真っすぐも良かったと思う。その分、他の球種もうまく使えたのかなと思う」と手応えを口にした。

 2回を振り返り「失点してしまったものはもう仕方のないこと」とした上で「1点で食い止めるか、2点で食い止めるかで、それからの攻撃とスエ(末包)の気持ち的にも(違う)。絶対に抑えてやると思って、全力で行った」と話した。

 この日の大瀬良はガッツポーズや雄たけびを上げる場面も目立った。右腕は「持ってるものを全部出して、ねじ伏せてやろうという気持ちでマウンドに断っていた。そういう気持ちの表情や姿が出たのかなと思う」と語った。