セ2位の広島が14日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦・DeNA戦(マツダ)に延長11回に3―2でサヨナラ勝ちし、同ステージ突破に王手をかけた。試合を決めたのはこの日、先発を外れた秋山翔吾内野手(35)だ。

 延長10回から中堅の守備に就いた秋山は、その裏の攻撃では先頭で四球を選んだ。そして2―2の延長11回二死一、三塁の場面で打席が回ると、DeNA4番手・ウェンデルケンの2球目、139キロの変化球をはじき返し中堅手の頭を越すサヨナラ打とした。

 お立ち台で「もう行くだけだと思って『絶対、決めてやる』という、それだけでした」と振り返った秋山。「(今日は)控えから始まり『どこで行くんだ』と(思いながら)準備していた。最後に最高の場面で回ってきたので良かった」と続け、チームの劇的勝利に貢献し「最高にうれしい」と笑顔をはじけさせた。