体操の世界選手権(ベルギー・アントワープ)で3冠を達成した橋本大輝(22=順大)が、さらなる高みを目指している。

 男子団体総合で金メダルを獲得した日本代表の選手たちは10日、羽田空港に帰国。個人総合と種目別の鉄棒でも優勝を果たした橋本は「団体で金メダルが取れたおかげで、1つブーストがかかって個人総合、そして種目別までやり切れた」と充実した表情で振り返った。

 団体の金メダルは、2015年の英・グラスゴー大会以来8年ぶり。橋本は「(大会期間中には)千葉(健太)選手とマリオカートをやったり、萱(和磨)選手とサウナに入りに行った。競技、練習以外の時間ではリフレッシュをしていました」と明かす。選手同士でオフにリラックスする時間を共有したことで、チームの結束も強まったようだ。

 21年の東京五輪で、日本男子は銀メダルに終わった。橋本は「(世界選手権で)団体金メダルは取れたけど、まだ五輪団体の金メダルは持っていないので。それを取るために、どうしたらいいのかを考えながら演技をしていかなきゃいけない。自分たちの演技をすることが、金メダルへの1番の近道だと感じた」と雪辱に燃えている。

 体操男子のエースが、パリ五輪の団体で日本を頂点へ導く。