西武の山川穂高内野手(31)が9日に宮崎・南郷で再スタートを切った。予定されていたフェニックス・リーグのソフトバンク戦は雨のため中止となり、室内練習場を中心に汗を流した。
同リーグは30日まで予定されている。山川は「大切にしたいのは、もう一度、野球を純粋にやっていくというところ。学生の時ぐらいの気持ちで、一つ一つのプレーに対して一生懸命やるというところだけを大事にしたい。後先はあまり考えないでいいかなと思う」とあらためて思いを口にした。
宮崎では若い選手に交じって野球漬けの日々を送る。山川は若手ナインの〝アニキ分〟として請われれば、打撃に関して惜しみなく助言していくつもりだ。打撃論に一家言を持つ理論派でもあり、自らの確認作業にもなるため「言語化するというのも大事」との考えも持っているという。
豊富な練習量を誇ることでも知られており〝初日〟からメニュー終了後に再び室内練習場に顔を出すと、山野辺、育成選手の野村、是沢と、時折アドバイスを交えながら居残りで精力的な打ち込みを行った。この日は室内練習場で時間が重なったソフトバンク・小久保二軍監督から二軍で4年連続本塁打王に輝きながら一軍で結果が出ていない自身の愛弟子・リチャードに関して相談され、真剣なまなざしで打撃フォームについて考えを伝える一幕もあった。
一連の不祥事を深く謝罪し、およそ5か月ぶりに実戦の舞台に立つ山川。言葉通りに懸命なプレーを見せていくことになりそうだ。












