阪神は23日のヤクルト戦(神宮)を9―3で圧勝し、今季83勝目を挙げた。

 打線は14安打9得点、投げては先発・大竹が今季最多123球の奮投を見せて8回3失点で今季12勝目。投打がガッチリかみ合った完勝に、試合後の岡田彰布監督(65)もご満悦だ。黄色一色に染まった超満員の敵地三塁・左翼席に手を振りながら、快勝の大歓声に応える余裕も見せて球場を後にした。

 試合後の指揮官は、勝利投手となった大竹の〝執着心〟を褒めたたえた。「7回な。(大竹に打順がまわる回で、代打が否か)どうしようかなって思って、見てたんだけどな。(6回裏を投げ終えた大竹が)ベンチ帰ってきたら、すぐ(打撃用の)手袋ハメてな(笑い)。えらいなぁ。(7回表の)8番からの打順の時やったかな。もう、準備しとるんやったら『行こうか』って。もう、手袋しとったから。いかなしゃあない(笑い)」。本人は、まだまだ投げる気満々だったという。

 6回を投げ終え、89球。大量リードの展開もあり、指揮官は勝利投手の権利を得た左腕を〝お役御免〟とすることも頭をよぎったが、結局は、見送った。

 岡田監督は、大竹がDeNA・東と争う最高勝率のタイトルにも触れ「相手(東)次第やけどな。だから次の登板(の日程は)決めてないよ。最後でもいいし、それは」。18年ぶりV達成の「投」の功労者のタイトル獲りへ、全面的サポートを確約していた。