ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(30)が8日、みずほペイペイドームで行われた実戦形式の打撃練習に登板した。キューバ代表としてWBCに出場した左腕は開幕直前の3月末に来日。万全の状態でシーズンに臨むため調整を続けてきた。来日後初となる実戦形式の登板となったこの日は、打者15人に対して安打性の当たりは3本。「今日は、ただ投げることがテーマだった」という中で5三振を奪い、何度も打者のバットをへし折る場面があった。

 いきなり79球を投げたことについては「本当はもう少し少ない予定だったけど、変化球が思ったところに投げられていなかったので、投げていけば良くなるかなというのを確認したくて球数が増えた」と説明。モイネロらしい勤勉な一面がのぞいた。

 この日はカーブ以外の球種を確認。伝家の宝刀・カーブを投げなかったことについては「良くはないんだけど、他の球種よりはコントロールできるという感触がある」と説明し、あくまで調整段階を強調した。

 小久保監督は「メカニックのところを心配していたが、そこが取れてきた」と語った上で「そう遠くない中で一軍の登板(が見えてきた)」と見通しを示した。次回は三軍戦での調整登板が予定され、さらにステップを踏むことになる。