11月に現役を引退するDDTの赤井沙希(36)が、KO―D無差別級王座挑戦を前に大号泣だ。

 昼の東京女子プロレスに続きダブルヘッダー出場となった18日の名古屋大会では鈴木みのる、坂口征夫と組み、KO―D無差別級王者クリス・ブルックス、MAO、アントーニオ本多組と激突。24日の後楽園ホール大会でクリスに挑戦する赤井は果敢に立ち向かい、串刺しビッグブーツ、フランケンシュタイナーで王者をたたみかけた。

 10分を過ぎても赤井の勢いは止まらず、ブレーンバスターでクリスを投げ飛ばし、新人賞(顔面への二段蹴り)を決めて圧倒。味方のアシストも得て、最後はケツァル・コアトル(変型ラ・マヒストラル)で本多から3カウントを奪った。

 試合後、この日の昼に高木三四郎との新幹線プロレスにも出場し、赤井と同じくダブルヘッダー出場となったみのるは「お前、引退する前に記念にチャンピオン取ろうと思ったりしちゃってんの? 強くなりたい? じゃあ、何で辞めるんだよ?」と指摘。この言葉で号泣した赤井に「泣くとお前、本当にブスだな。なんか言い返してみろ」と不敵な笑みを浮かべた。

 観客からは大ブーイングが起こったが、赤井は「鈴木選手とは対峙することがほとんどだったので。途中いざこざはあったんですけど、プロレスっていう共通点があったので最後はうまくいったかなと思います」と笑顔で応戦した。

鈴木みのるにキックをかました赤井沙希
鈴木みのるにキックをかました赤井沙希

 ところが最後は「あとどうしても、もう一つだけ言わせてください! 誰がブスだよ!」とみのるにキック。「うちがKO―Dのチャンピオンになったらいつでも挑戦してください」と言い放ち会場を沸かせた。