DDTのベテラン・秋山準(53)が、古巣・全日本プロレスが管理するアジアタッグ王座を奪取した。

 18日のDDT名古屋大会では鈴木鼓太郎(45)と組み、王者の大仁田厚(65)&ヨシ・タツ(46)に挑戦。「電流爆破バット&ボードタッグデスマッチ」形式で行われた一戦は、王者組に奇襲をかけられ試合開始のゴング。いきなり鼓太郎が大仁田の毒霧を浴び、ピンチを迎えた。さらにコブラツイストで捕獲され、ヨシ・タツの電流爆破バットで被弾した。

 秋山もイスの上にセットされた有刺鉄線バリケードに投げられそうにるが、鼓太郎の助太刀で回避し、逆に大仁田をバリケードの上に落とした。

 これで一気に流れを引き寄せると、大仁田の毒霧をヨシタツに誤爆させることに成功。最後は秋山&鼓太郎が爆破バットのサンドイッチ攻撃でヨシ・タツを沈めた。

 マイクを持った秋山は「大仁田さん、いい経験させてもらった。ありがとう!」と感謝の言葉を贈ると、直後に表情を一変。「おい、全日本! 俺らが取ったから、もう電流爆破じゃないぞ。バリバリのプロレスやりに来い」と王道戦士に宣戦布告だ。

 バックステージでは「全日本だけじゃない。このDDTの中でもやりたいヤツがいれば言えばいい」と呼びかけると、ヨシ・タツから「秋山さん、勝手なこと言うんじゃないよ。それは全日本のベルトだ。俺はまだ上を目指してるんだ。普通の試合形式でいいよ。絶対俺が取り戻す」と再戦を求められた。

 すると不敵な笑みを浮かべた秋山は「じゃあ誰か連れて来いよ。わかったな? いいよ」と承諾。約5年ぶりに日本最古のベルトを手にしたベテランが、古巣マットをかき回す。