妖精の夏が終わった。女子プロレス「スターダム」のシングルリーグ戦「5★STAR GP」は18日の山口大会で公式戦2試合が行われ、レッドスターズではなつぽい(28)が壮麗亜美(26)に敗れ、優勝戦線から脱落した。

 ここまで4勝2敗1引き分けで、ワールド王者の中野たむ、朱里と同じ勝ち点9。首位の刀羅ナツコが勝ち点12まで積み上げているため、一つも落とせない状況だ。

 すでに脱落が決まっている壮麗との公式戦は、苦しい展開が続いた。ショルダータックルで吹っ飛ばされ、重い逆水平チョップの連打を見舞われる。なつぽいも逆襲のダイビングボディーアタックからジャーマンを狙うが、決めきれない。

 ならばと体格差のハンディを埋めるために飛びつき式の変型卍固め、三角絞めで突破口を狙うが、壮麗にリフトアップされ、マットに叩きつけられた。最後は旋回式ブレーンバスターから雷の如く(変型脳天杭打ち)を決められ、無念の3カウントを聞いた。

 これでリーグ戦3連敗。今夏は「なつぽい最強計画」を掲げ好スタートを切ったが、夏の終わりが近づいた8月下旬から失速。「メルティア」のパートナー・中野との最終公式戦(30日、横浜)を制しても勝ち点11止まりのため、脱落が決まった。

 試合後は「悔しい! 今日勝たなければ優勝できなかった。決勝戦も行けない。くそっ、悔しい!」と感情をあらわに。それでも「決勝に行けなくても、まだ物語は終わってない。ラスト1戦、中野たむ! 絶対勝つ!」と強い口調で言い放つや、これまでにない大声で「バイポーイ!」と叫びバックステージを後にした。