巨人の原辰徳監督(65)がナインの意地に期待した。13日の阪神戦(甲子園)に0―4で敗れ2戦連続完封負け。14日には目の前で胴上げのピンチとなった。

 先発・横川が3回無死満塁のピンチをつくると2番手・松井が満塁弾を被弾。打線は虎先発・青柳に6回無得点に抑えられると、救援陣も打てず2戦連続で零封負けを喫した。指揮官は「(打線は)多少もよおしてはいますけどね、なかなか好転してくれないというところですね。あと1本、あるいはつながりということですね。0点ではいけませんね」と1点が遠い打線を嘆いた。

 前夜、「選手も開き直って思い切って暴れてもらいたい」と話した指揮官は、「やっぱり今必要なのは負けん気だよね。負けん気。理屈じゃない部分のそこでしょうね」と気持ちの大事さを強調した。阪神戦は3戦を残して5勝16敗1分けと球団ワーストタイとなる借金8以上が確定した。

 この日は初めて1番に抜擢したドラ4・門脇が初回に中前打を放った。「彼は何ていうか闘争心がすごいあるというね。うちの選手では珍しいタイプの方でしょ。どちらかというとそういうのを出してくれたらなと。まあ出したと思いますよ」と若武者をたたえた。