これも猪木流!? 昨年10月1日に死去した〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の一周忌法要とブロンズ像「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」の除幕式が12日に、神奈川・鶴見の総持寺で営まれた。その一方で、実弟の猪木啓介氏は納骨がまだ行われていないと説明。猪木さんの遺骨がない中での一周忌法要となったが、元暴走王・小川直也氏がこうした事態を弟子の一人として〝解説〟した。
除幕式の後、報道陣の取材に応じた啓介氏は「本来なら本日、納骨も行う予定だったが、娘の寛子のほうがスケジュールが合わなくて、また後ほどということで。年内にはやる予定ですが、納骨に関してはズレてしまいました」と説明。猪木さんの納骨は何とまだ行われていないという。
猪木さんの長女・寛子さんは米国在住。3月の「お別れの会」に出席した際には「遺骨はアメリカにいて、すごい家庭的な感じで、子供たちと静かに過ごしています。生きていた時に(猪木さんと一緒に)過ごせなかった時間を今、過ごさせてもらっていますよ」と話しており、現在も猪木さんの遺骨は米国にあるという。
120人のレスラー、関係者が集まった一周忌法要は、猪木さんの遺骨がない中で営まれたが「いかにも会長(猪木さん)らしい」というのは猪木さんの弟子の一人、小川氏だ。
「会長が亡くなったことに、まだ実感が湧かない」という〝元暴走王〟は「細かいことを言う人が出てくるかもしれないけれど、猪木さんはプロレスラー。オレら弟子も猪木さんから教育を受けている。みんな猪木イズムで育ったし、会長の口癖は『一寸先はハプニング』だろ。本音を言えば、お骨はあったほうがいいとは思うけど、お骨がないならないで、まさに猪木ワールドの一周忌だから問題ないじゃん。亡くなっても、猪木さんは猪木さんじゃんってこと」と持論を展開した。
生前の猪木さんはプロレス・格闘技界に偉大な足跡を残した一方で、素顔はいたずら好きでハプニングを好み、ハチャメチャで「あまのじゃく」なところもあった。猪木さんのそうした一面を知る弟子にとっては、一周忌法要に遺骨がなくても「どうでもいいこと」だという。実際に小川氏が他の弟子や関係者に自身の〝解説〟を聞かせたところ「なるほど!」と合点がいっていたとか。
「会長は常に『みんなが求めるから、こうしてやっているんだ』と言ってたな」と小川氏が振り返るように、死しても「アントニオ猪木」は「アントニオ猪木」のままだった。













