巨人の原辰徳監督(65)が力投の戸郷翔征投手(23)に最敬礼だった。

 8日の中日戦(東京ドーム)は9回無失点の先発・戸郷が延長10回も続投し140球3安打無失点の熱投。だが味方打線が援護できず延長12回0―0で引き分けた。
 
 指揮官は右腕について「いやいやいや、もうナイスピッチングですね」と力を込めると、「何とか1点取って、取りたいっていうところだったけど、なかなか重かったですね」と援護できなかったことを嘆いた。

 そのうえで原監督が驚嘆したのが右腕の10回のマウンドでの冷静さ。9回に打席が回れば交代だっただけに、「あそこはツーウェイという形で。しかし彼もその部分を冷静に10回も抑えたというのは助かりました」とうなずいた。

 11勝目はならなかったものの戸郷は「いい投球ができて良かったです。次もいい投球ができるようにしっかりと調整します」と前を向いた。