【台湾発】野球のU―18W杯(台北・天母野球場)プエルトリコ戦(8日)で、日本は10―0で5回コールド勝ち。前日の韓国戦に続きスーパーラウンドでの連勝を決めたが、馬淵史郎監督(67)に厳しい表情を浮かべた。

 投打で圧巻のパフォーマンスを見せた。まずは初回、この日初めて4番に座った武田の適時打で2点を先制すると、3回に丸田の適時二塁打、4回に尾形の適時打でそれぞれ1点を追加。投げては先発の東恩納が5回53球を投げて無安打無失点の完全投球を見せれば、その裏、打者一巡の猛攻でさらに6点を挙げ、規定によりコールド勝ちとなった。

 それでも、馬淵監督はどこか険しい表情。前日に続き大差の勝利を飾ったが、「今日は理想の勝ち方じゃないね」とバッサリ。「やっぱり3―0くらいでビシッと守り切って勝つ、っていうのが次の試合につながるんですよ。楽勝で勝つとね、県大会でも甲子園でも、ろくなことがないんすよ、本当に。大人も子供も安易に考えてしまうのでね」と次戦で油断が生まれる可能性を指摘した。

 とは言え、投打のかみ合った試合が続いていることは確か。強敵・台湾戦に向けて、指揮官は勝って兜の緒を締めた。