女子プロレス「スターダム」のワンダー王座戦(3日、広島サンプラザホール)は王者のMIRAI(23)が小波(27)を退け、初防衛に成功した。

「ゴッズアイ」同門対決となった一戦は、激しい攻防が繰り広げられた。それでも最後は、王者が豪快なラリアートで勝利。王座奪取から本格的なスターダムマット復帰をもくろんだ小波の野望を打ち砕いた。

 もともと鹿島沙希が新加入したゴッズアイを「お笑い集団になった」と小波が批判。MIRAIが鹿島をかばったことから実現したのが今回のタイトル戦だった。

 試合後、小波はセコンドの鹿島に「今日はMIRAIが勝ったから、私はMIRAIの意見に賛成する。けど、まだお前のことは認めてないぞ。ゴッズアイには真の強い選手がいっぱいいるんだから、そいつら見て、お前も技を磨け。ちゃんと練習して強くなれよ」と呼びかけた。すると目に涙を浮かべた鹿島は「オス」と返答。MIRAIのはからいで、小波と鹿島は握手をかわした。

5人揃ってポーズを決めるゴッズアイ(左から壮麗亜美、MIRAI、小波、鹿島沙希、朱里)
5人揃ってポーズを決めるゴッズアイ(左から壮麗亜美、MIRAI、小波、鹿島沙希、朱里)

 ゴッズアイを一致団結させたMIRAIは「リングでぶつかり合って、少しは小波とわかりあうことができたかなと思う。今日、小波に自分は足りないものを気づかされた。だから小波は、自分が強くなるために必要。ゴッズアイの大切な大切な仲間です。小波の完全復帰、みんなでしっかり待ってるから。小波が強くなって帰ってくるなら、自分はもっともっと強くなって待ってます」と誓った。

 さらに、この日はワンダー王座戦が大会のセミファイナルだったため、「やっぱり悔しい。次の自分のテーマは、この白いベルトをメインに連れていくこと」と約束した。