中日の大島洋平外野手(37)が26日のDeNA戦(バンテリン)に「2番・左翼」で先発出場。3回の第2打席で中前打を放ち、史上55人目となる通算2000安打を達成した。中日で2000安打を達成したのは高木守道、谷沢健一、立浪和義、谷繁元信、和田一浩、荒木雅博に続き、7人目となる。

 ドームが大歓声に包まれたのは3回一死一塁の場面だった。DeNA先発・石田が投じた139キロ直球を大島が振り抜くと打球は鋭いライナーとなってセンター前へ。「1500は内野安打でしたからね。内野安打か今の感じならライト前じゃないですか」と語っていた大島だが中前へのクリーンヒットで大記録を達成した。

 一塁ベース上の大島にチームメイトの高橋周、昨年まで同僚だったDeNA・京田、そして享栄高校時代の恩師である柴垣旭延さんから花束が渡された。さらに2000安打達成の記念プレートを大島が掲げると満員のスタンドからは大きな拍手と歓声が送られた。

2000安打を達成し花束を渡される大島洋平
2000安打を達成し花束を渡される大島洋平

 大島は享栄―駒大―日本生命を経て2009年にドラフト5位で中日に入団。大卒、社会人を経ての記録達成は古田敦也(ヤクルト)、和田一浩(西武、中日)、宮本慎也(ヤクルト)に続く史上4人目の快挙だ。

 対戦した投手の中で打ててうれしかった1本について聞かれたときに「あんまりそういうのはないんですけど…。(日本ハム時代の)大谷君ですかね。メジャー行っても凄い選手になったので。当時はまだ出たてでしたけど。一生自慢できるかなと思います」と笑顔を見せていた大島。2010年3月26日の広島戦で放った1本目(二塁内野安打)から14年かけて積み上げてきた2000安打だった。