〝ミスター・ハイクオリティー・スタート〟西武・平良海馬投手(23)が帰ってきた。25日の日本ハム戦(ベルーナ)に先発した平良は8回3安打無失点8奪三振の好投で5―0の勝利に貢献。8勝目(6敗)を挙げた。
前回18日のソフトバンク戦(ペイペイ)では4回7失点と先発転向後、自己ワースト投球。それを払拭する116球に平良は「柘植さんがリードしてくれて、いい投球ができました。ランナーを出したんですけど、(ピンチで)しっかり三振を取れたのでよかった。いつもより球速が出ていたので自信を持って投げられました」とコメント。前回ホークス戦ではフォークを狙い打たれたこともあり、この日は初コンビを組んだ柘植のリードで最速157キロのストレートを要所で勝負球に使い、8奪三振の半分を速球で奪った。
平良といえば難航不落だったセットアッパー時代は最速160キロの剛速球で相手打者をねじ伏せる投手というイメージが強い。だが、それは「イメージだけです。データ的には違うんですよ」と本人が解析を加える。
平良いわく「ボクの真っすぐは60%ぐらいファウルになる球なので、投げ続けても球数がかさむだけで、終わらないんですよ(笑い)。空振りを取るためにはスプリットやスライダーと組み合わせて配球していかないといけない」とデータを基にした現実論を強調する。
この日はたまたまストレートの走りがよく、柘植と話し合いながら要所でのストレート勝負が効果的だっただけのようだ。












