西武・今井達也投手(25)が23日のオリックス戦(ベルーナ)で6回123球の奮投。7安打5四球と制球に苦しみながら4度の得点圏のピンチを押し出し四球による1失点にしのいだものの、沢村賞右腕・山本由伸(7回98球5安打無失点)との投手戦に0―3と敗れ、4敗目(7勝)を喫した。
常に冷静沈着に状況や相手を見ながら試合を組み立てる山本に対し、荒々しく球数を投げ込み、マウンドで感情をむき出しにする今井…。同学年対決の軍配はパ・リーグ3連覇にばく進するオリックスのエースに上がった。山本は12球団トップの12勝目で防御率1・42もリーグ1位。128奪三振は同トップの佐々木朗、種市のロッテ勢に2差の3位で、勝率7割6厘も種市に8厘差の2位と3年連続の投手タイトル独占も視界に入ってきた。
山本は「相手投手も粘り強く投げていたので、負けないように投げました。ストライクゾーンにどんどん投げていけたので、それが無失点につながったと思います」とコメント。苦しみながら、あと1本を許さない今井の投球を発奮材料にゼロ行進を続けた。
対して今井は「序盤から球数が多くはなりましたが、球数を多く投げられるようにトレーニングをしているので、自分的には気にしていません。次の登板に向けてしっかり調整します」と山本とは違うルートで先発投手として生きる道を切り開こうとしている。
互いにプロ7年目で66勝28敗32ホールド1セーブの山本に対し、今井は35勝31敗。今やNPBを代表する投手としてキャリアの水はあけられているが、今井は今井の方法論でその頂を目指している。












