エンゼルスの大谷翔平投手(29)が右ヒジの靱帯を損傷し、今季投手断念するという衝撃のニュースから一夜明けた24日(日本時間25日)も米メディアの話題は大谷が中心だ。
ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は「大谷は今季もう投げない」の見出しで「エンゼルスは球界の最高の選手2人にこの6年でほとんど何も見せてあげられなかった。大谷の英雄的な活躍にもかかわらず何もできないまま、エンゼルスにとって時代の終わりが近づいている」と辛辣だ。
USAトゥデー紙は「このニュースは衝撃的で胸が張り裂けるようなもので、野球界は天を呪うことしかできなかった。地球上で最高のショーは、深夜のエンゼルスの記者会見の中で残酷にも私たちから奪われた」と報じた。
ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者は「エンゼルスは大谷翔平の将来を変える悲惨なケガを阻止できなかった」とバッサリ。総額5億~6億ドル(約730億~876億円)と見られていたFA市場への影響に言及した。
「大谷に体の管理を任せた結果、常に試合に出たい、勝ちたいという大谷自身から大谷を守ることができず、もしかしたらこのケガにより1億ドル(約146億円)からそれ以上の損傷を被る羽目になるかもしれない」
MLB公式サイトはメジャー各球団の役員らの反応を紹介した。
ナ・リーグの役員の一人は携帯のメッセージで「どうなるかを予想するのは不可能。これまで彼のような選手を見たことがないのは明らかだったが、ケガしたことで…」。別の一人は「正直、彼が5年でトミー・ジョン手術を2度やらなければならないとなったら、彼が長期的に投手で活躍できると捉えるチームがいるかどうか分からない。彼のバットは素晴らしいし、まだブルペンで活躍できるかもしれないけど、彼の価値とユニークさは大打撃だ」と語ったという。
ほかには「リアルなインパクトだが、数字的にいくらになるか想像もできない」「損傷の度合いも市場に影響を与えるのは明らか。恐らく9桁レベル(1億ドル台)の損害」などと受け止めていたという。
CBSスポーツ(電子版)は「関係者何人かと話したが、今の時点では誰も何も分からないという結論に達した。数人は市場価格はほとんど変わらないと言ったが、どんな入札が行われるか全く想像できないという意見も多数」と説明した。
現時点では右ヒジの靱帯の損傷の度合い、手術するかどうかも含めて不透明。大谷が下す決断を見守るだけだ。










