全日本プロレスの〝大型ルーキー〟安齊勇馬(24)が、方舟マットで得た経験を糧に打倒・宮原健斗(34)を誓った。
団体の未来を一身に背負う若武者は今年の「王道トーナメント」にエントリーせず、ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」に出場。征矢学を撃破するなどフレッシュな戦いぶりで存在感を示したが、2勝4敗(1不戦勝)で1試合を残して敗退が決まった。
「潮崎(豪)選手や中嶋(勝彦)選手に120%の力で臨んで、はね返されて差を見せつけられた。自分の実力不足を痛感しました」
それでもホームリングでは味わえないリズムや技を体感できたことが、何よりの収穫だったという。潮崎の逆水平チョップや中嶋の蹴り、初戦でくらったランス・アノアイのスーパーキックなどを例に挙げつつ「出て終わりでは意味がない。体感したものを盗んで練習して、一つでも自分のものにしたい。レスリング時代から、やられた技を自分のものにする意識で練習していたので」と拳を握った。
9月8日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会では宮原のデビュー15周年記念試合の相手を務める。「今のまま挑んでも、かなわないと思います。だから、今からN―1で得たものを消化してどれだけ成長できるかだと思います」とした上で「勝って、15周年試合を僕の『デビューほぼ1周年試合』にしますよ」と白い歯を見せた。
昨年9月18日のデビューから約1年。22日の東京・新木場大会でハツラツとした動きを見せた安齊がエース超えに挑む。













