第105回全国高校野球選手権大会に出場し、爽やかな長髪をなびかせながらプレーする姿が反響を呼んでいる慶応ナイン。中でも注目を集めているのが〝慶応のプリンス〟こと丸田湊斗外野手(3年)だ。
SNS上では走攻守3拍子そろったイケメンとして話題となり、多くの高校野球ファンのハートをわしづかみ。本人のインスタグラムのフォロワーも神奈川大会期間までの900人から6630人まで急増し「正直とてもびっくりしている。でも、応援してくれている人がたくさんいるのは自分にとってプラスのことだし、ありがたい」と驚きながらも励みにしている様子だ。
透き通るような白い肌も目を引いているが、実は黒くなりにくい体質だという。
「焼けたら赤くなるだけだし、ヒリヒリして痛くて…。母にもずっと日焼け止めを塗れって言われていた。日焼けはやけどなので、そこに疲労回復が使われるから、日焼け止めはしっかり塗るようにしている。今はビオレのものを使っているけど、特にこだわりはない」
今大会の慶応は2回戦からの登場で、2試合に「1番・中堅」でフル出場し、8打数4安打2打点で3盗塁と活躍。抜群のバットコントロールと俊足を活かし〝切り込み隊長〟としてチームの勝利に貢献してきた。
特に試合前のルーティンとして左のヒジから動かすイメージづけを行うことで、打撃好調につながっているという。「(打撃で)手からいくとこねたり、操作性に欠けるので、夏の大会前からやっています。良いイメージで打席に入れるから、高い確率で意図したバッティングができている」と手応えを口にする。
甘いマスクで一躍有名となった丸田だが、プレーからも目が離せない。