阪神・岡田彰布監督が18日のDeNA戦(横浜)の9回に、一度はセーフと判定された一塁走者・熊谷の二盗がリプレー検証の結果がアウトと覆り、審判団に約5分、猛抗議した。1―2の1点ビハインド。一死一塁とゲームの行方を左右する重要な場面だったが、抗議が実ることなくゲームは再開。阪神はそのままのスコアで敗れた。

 争点となったのは、捕手からの二塁送球をキャッチした京田の足が、熊谷の進路を塞ぐ形になったことだ。このゲームで責任審判を務めた敷田三塁塁審は「お互いに精一杯のプレーの結果であり故意とはみなせない。走塁妨害は成立しない」と試合後、報道陣に説明した。岡田監督はぶ然とした表情で「しゃべることないわ」と語り、試合が終了するや取材に応じることなく球場から去った。

 結果的にアウトとされた一塁走者の熊谷は「僕からは何もないです。本当に。あれは何も言えないので。判定通りに」と大人の態度を貫き球場を去った。

 抗議中の岡田監督の元に足を運んだ平田ヘッドは「あれは時間があまり長くなるとね。アンパイアも時計を見ていたからね(遅延行為になると)ダメでしょ」。審判団の判定については「大事な場面だったからな」と悔しさをにじませた。