第105回全国高校野球選手権大会の第10日(16日)第3試合は八戸学院光星(青森)が文星芸大付(栃木)を6―3で下し、4年ぶりのベスト8進出を決めた。
 
 先発した2年生左腕・岡本が初回一死満塁で二ゴロの間に1点を失ったが、直後に4点の援護点をもらい、2回以降はゼロを並べた。8回には一死二、三塁から4番・小林の2点中前適時打を浴びて降板となったが、7回途中9安打3失点と粘りの投球を見せた。

「最初は緊張したが、球場の雰囲気にも慣れて思い通りの投球ができたが、まだ成長しきれていない部分もあった」

 岡本が青森大会で背負った〝背番号1〟を譲った2年生左腕・洗平は、初戦のノースアジア大明桜(秋田)相手に完封勝利。岡本は「負けたくないという気持ちもあったが、立ち上がりがいつも通り悪くてまだまだ洗平には達してないと思った」と悔しさをにじませながら「練習から一緒にやってきて、いいライバルで、切磋琢磨できているので、洗平と一緒の学年でよかった」と力を込めた。

 仲井監督は2年生左腕の2人の関係を「よきライバルであり、仲間。2人で切磋琢磨していて、初戦に洗平がいいピッチングをしたので岡本のハートにも火がついてくれたのかな」と話し「岡本は立ち上がりやや不安定なところがあったが、1失点で抑えれて、すぐ4点を返して、主導権を握ることができて良かった。チームを勝たせてくれたのでナイスピッチングでした」と笑顔で話した。