陸上女子100メートル障害の田中佑美(24=富士通)は〝初出場メンタル〟をプラスに変える。

 19日に開幕する世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)に向けて、15日に羽田空港で出国前取材に対応。初の大舞台を前に「あまり具体的な目標をあえてつくってはいない。予選から全力でぶつかっていかないと厳しいレベルだってあるのは把握しているので、予選からしっかりと今のベストを出せるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 世界選手権の舞台は、田中にとって初めて。「現実味のない部分と言うか(寺田)明日香さんとか他の方は経験されているので、あの戦いに行くぞと意識が強いと思うが、自分もそれも半分あるけど、もう一つは経験してないからわからないという気持ちが半分です」と率直な思いを明かしつつ「そこら辺を上手に自分でコントロールしていきたい」と決意を述べた。

 経験がないとはいえ、ないなりのメリットもある。「分からないにも近いが、海外の大会は誰も私のことを知らないので、いつも結構ウキウキしながら楽しく出場しているので、そういった面があるのかなと思う」とニヤリ。怖いものなしで猛者たちに勝負を仕掛ける覚悟だ。