第105回全国高校野球選手権大会の第9日第3試合は40回目の出場の北海(南北海道)が初出場の浜松開誠館(静岡)に3―2とサヨナラ勝ちした。
古豪が底力を見せた。2―2で迎えた土壇場の9回、一死二塁と相手エース近藤(3年)を追い詰め、5番・関(3年)がインコースの高めのまっすぐを叩くと、打球は左翼手の頭の上を越えていった。粘る浜松開誠館を振り切り、7年ぶりの3回戦進出を決めるサヨナラ勝利。関は「まっすぐで勝負してくると思いきり振った。上から叩いて低い弾道のイメージで打ちました」としてやったりだ。
2度のリードを許しながらも追いつき、最後に追い越した。平川監督は「苦しい展開だったのでハラハラしていたけど勝ててよかった。9回は全員で何とか点を取りに行こうと話していた。関は思いきりがいい。中盤から終盤でゲームが動くと思った。初戦の勝ち方もあったので落ち着いて入ってくれればと思っていた。いいムードでここまで来ている」と目を細めた。
投手陣は岡田、長内、熊谷の3人が交代で小刻みに2度ずつ登板し、2失点で抑えた。「その時の展開とか相性とか、ある種、勘でやっているようなところもある。岡田は初戦は調子よくなかったが、雪辱という形でいい投球ができた。助かりました」。
初戦の明豊(大分)に続いて2試合連続のサヨナラ劇だが、指揮官は粘り強さについて「終盤の粘りとか、集団の頑張りを目的に練習できているわけではない。練習に対する姿勢、あきらめない気持ちとか…。この時代に精神論を話すのはイヤだけど、一番大事なのはそれと思う」とクールに話した。
3回戦は神村学園(鹿児島)と対戦。関は「2016年の準優勝を超えて優勝できるように頑張る」と誓った。












